タイ・マレーシア・ベトナム・インドネシアのSNS利用状況まとめ

この記事は2021年1月7日に書かれました。

ASEAN諸国は、デジタルネイティブと呼ばれる1980年代~2000年代生まれの人口の多数を占めています。インターネット利用率も高いですが、スマホ利用率の高さもその特徴です。

特に、スマートフォンやフィーチャーフォンのみでインターネットを利用する割合が高く、日本、中国、台湾が15%弱であるのに対し、タイとマレーシアは35%弱、フィリピンとマレーシアは25%以上という調査結果も出ています。

スマートフォンによるインターネット接続が主流になると、企業の販売やマーケティングにおいても、スマホ向けコンテンツを充実させる必要が出てきます。
東南アジアのEC市場は、中国などに比べるとまだ規模が小さいと言われていますが、スマートフォンによるインターネット利用が拡大するに伴い、ECの利用者がますます増加することが見込まれています。

■各国のSNS利用率

以下は、ソーシャルメディア管理システムを提供しているカナダのHootsuiteによる、ソーシャルメディアへの参加率を調査した結果です。

ソーシャルメディアへの参加率
(全人口比、2017年1月時点)(単位:%)
シンガポールは77%、マレーシアは71%、タイは67%、フィリピンは58%、日本は51%、ベトナムは48%、インドネシアは40%。
出所:Hootsuite

2017年の時点でマレーシア、タイ、フィリピンともに日本の51%を超えています。比較的インターネット利用率が低いベトナム、インドネシアでも40%以上がSNSを利用していることが分かります。

Facebookのユーザー数は、インドネシアで1億600万人を超え世界4位、タイとベトナムでは4,600万人で世界8位となっています。都市別にみても、バンコクが2,400万人で世界1位、ジャカルタが1,600万人で4位、ホーチミンが970万人と10位以内にランクインしています。

また、見逃せないのがInstagramです。
2017年4月、FacebookによりInstagramの月間アクティブ利用者数が全世界で7億人を突破したことが報告され、益々の増加が見込まれています。

■SNSを使ったマーケティング

以前は新聞やテレビなどを利用したマスマーケティングが主流でしたが、これからは一人一人に合わせた適切なマーケティングが必要となっています。
AIを利用して個々の趣味・嗜好に合わせた広告配信を配信することで、確実にターゲット層に届き、売上げにつなげていくことができるでしょう。

近年SNSは、単なるコミュニケーションの場ではなく、情報収集のツールとしても使われるようになりました。
SNSの普及は今後ますます加速していくと考えられます。特に東南アジアはSNSの利用率も高く、海外展開には積極的に活用していくべきツールと言えるでしょう。

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