海外進出のためのグローバル人材確保 – 4つの方法

海外進出のために必要なグローバル人材をどのように確保することができるか考えていきましょう。

グローバル人材というと、「英語が話せる人材」だと思いがちですが、英語はコミュニケーションの手段であり、資質の1つにすぎません。英語力の他に、グローバル人材に必要な他の資質を併せもつ人材をどう確保すればよいのでしょうか?

別の記事でご紹介したグローバル人材に必要な7つの資質は、①グローバル英語、②コミュニケーション力、③異文化を理解する能力、④柔軟性(適応力)、⑤日本人としてのアイデンティティー、⑥セルフスターター、⑦幅広い知識と専門性です。

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海外進出に求められる人物像: グローバル人材の7つの資質

人材の確保には以下の4つの方法が考えられます。

■現地での人材確保
■日本での人材確保
■グローバルマーケットでの人材確保
■人材育成

また資質の備わっている人材として、日本人だけでなく、帰国子女や海外経験のある人、外国人など様々な経歴の人材が考えられます。

日本人としてのアイデンティティーを大切にするという資質は、日本人であるということでなく、「海外の視点だけでなく日本の視点も持ち合わせ、日本の良さを大切にする」という意味ですので、日本のことをよく知っていれば、日本人である必要はありません。

また幅広い知識と専門性については、会社の特性や職種によってどの専門性が必要になるか、そのニーズが変わってきます。

7つの資質の中でどの資質を持つ人材に出会えるかは人材確保の方法によって変わる場合があります。まずは、異なる4つの方法で人材確保をする場合に考えられる人材の特徴についてご紹介します。

1.海外現地での人材確保


海外進出国で人材確保をする場合、進出国のことをよく知っていること、そして英語ではなく、現地の言葉を話せることが一番のメリットとなります。

現地の人材の中には、日本の会社で働いたことのある人、日本に留学経験のある人もいます。また、現地の人材の他に、日本人で既に現地で働いている人、現地の大学で勉強したことのある日本人もいます。

この方法は一番簡単で一番使われている人材確保の方法です。しかし、言葉と現地の状況の知見重視の雇用であるため、本当に優秀な人材確保ができていないケースを多くみてきました。

2.日本での人材確保


日本で人材を確保するメリットは日本人のアイデンティティーがあること、そして日本を知っている海外留学生から採用できることです。またグローバル人材という面では、ヘッドハンターを通してグローバル人材の雇用が考えられます。

この方法は優秀な人材確保という面では、範囲を広く探すことができるため、有効な方法となります。

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3.グローバルマーケットでの人材確保


グローバルマーケットでの人材確保の場合は、即戦力となるグローバル人材を探すことができます。ターゲットは、海外で働いている日本人、海外大学出身の日本人、そして日本の会社で働いたことのことのある外国人、または日本の会社で働きたいと考えている外国人となります。

この方法は、既存の優秀なグローバル人材という面で有効ですが、候補者が少ないため、時間がかかる可能性があります。

4.人材育成


これは潜在的なグローバル人材となりうる人材を採用し、育成していく方法です。必要な資質の中で、特に語学力そしてコミュニケーション力を学んでいくことができます。

育成方法は確実ですが、一番時間とコストがかかる方法となります。初期の人材確保というよりも長期的な視野での人材確保に有効です。

冒頭でも述べたように、どの方法で人材を確保するのが良いかは、会社のニーズによって変わります。まずはどのような人材が必要か、どのように人材を使いたいのかを考えることが、優秀な人材確保の最初のステップとなります。

大変優秀な人材であっても会社のニーズに合わなければ、その人材が活躍することはできません。次回は、良い人材の確保のためのポイントそして確保のそれぞれの方法を詳細にみていきたいと思います。

【この記事を書いた人】

濱田幸子

 20年以上世界4大会計事務所の1つアーンストアンドヤング(EY)のジャカルタ事務所のエグゼキュティブダイレクターとして、ジャパンデスクを率い、日系企業にアドバイザリーサービスを提供。またジャカルタジャパンクラブで、税務・会計カウンセラー、及び課税委員会の専門員を務め、日系企業の税務問題に関わってきた。現在は日本在住。海外滞在歴は30年、渡航国はアジア、欧州、北米の38か国、480都市以上に及ぶ。 国際基督教大学大学卒。英国マンチェスタービジネススクールでMBA取得。

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